大阪市淀川区の税理士法人エム・アンド・アイの近藤です。

先日、気象庁が、6月下旬の運用開始から初めて、『これまで経験したことのないような大雨』という表現をした1時間に100ミリを超える豪雨が、熊本県と大分県を襲いました。各地で河川が氾濫し、土砂崩れが起き住宅が倒壊し、死者・行方不明者は二十数人にもなってしまいました。

その日、気象庁は、数年に1度の大雨を想定した、警報より強い「記録的短時間大雨情報」を出しましたが、大雨は短時間で収まらず、その後も1時間に110ミリ以上の雨が降り続き、結局、「記録的短時間大雨情報」の発令は3時間余りの間に計7回にも及んだそうです。

気象庁の予報官はさらに強く危機を訴えようと、6月に導入したばかりの新防災情報『これまで経験したことのないような大雨』を初めて出しましたが、危機感が伝わらず住民の避難に生かされなかったそうです。

普段、私は天気予報をよくチェックしますが、その予報用語を、実は正しく理解していないことを気にも留めませんでした。
でもそれでは、いざという時にせっかくの情報を無駄にしてしまいます。

最近新聞記事で初めて知りましたが、『時々雨』と『一時雨』の違いをご存知ですか。私はこの予報の時は、違いがよく分からないので、降水確率で雨に合いそうかどうかを判断していました。

一時とは現象が連続的に起こり、その現象の発現期間が予報期間の1/4未満のときで
時々とは現象が断続的に起こり、その現象の発現期間の合計時間が予報期間の1/2未満のときだそうです。また
連続的とは現象の切れ間がおよそ1時間未満のことで、
断続的とは現象の切れ間がおよそ1時間以上のことです。

こうして説明文を読んでも、ピンときません。冷静に読めば分かることですが、
結局どちらのほうがより雨に合う確率が高いのかだけ、もっと明確に知りたい、
と思ってしまいます。

気象庁では、正確でかつ伝わり易い表現をと工夫していることと思いますが、難しいことなのだと思いました。
しかし、命に関わることでもあるので、私たちも「正しく知る必要性」を認識しなければとも思いました。