大阪市淀川区の税理士法人エム・アンド・アイの近藤です。

国連の推計によると、23年10月31日、世界の人口が70億人を突破しました。
国連は、世界で31日に生まれた赤ちゃん全員を「70億人目の1人」と認め、アジア各国では記念イベントなどが行われたそうです。
しかし、人口の増加に伴い様々な問題が深刻化しています。今後進む高齢化や、水や食料の不足は地球規模の課題となっています。

日本でも少子高齢化は随分以前から言われていますが、総務省から発表された
「平成22年国勢調査の1%抽出速報」(23年6月29日)では、
日本の総人口に占める65歳以上の高齢者の割合(高齢化率)が23.1%に上昇し過去最高を更新したことが発表されました。
15歳未満の年少人口の割合も13.2%に低下し、少子高齢化がさらに深刻化していることが裏付けられました。
また1世帯当たりの人数は2.46人で、単身世帯(31.2%)が、夫婦と子供の世帯(28.7%)を初めて上回りました。特に増加が目立つのが65歳以上の一人暮らしで、高齢女性の5人に1人、高齢男性の10人に1人が単身で暮らしている計算になるそうです。

少子高齢化や世帯の縮小化を受けて、あらたな課題が生まれています。

例えば、身寄りのない単身者は自らの最後に自分で備える必要があります。
また親子が遠く離れて暮らし、子供に面倒を掛けたくないという人でも、老いてから
亡くなった後までを家族以外の第三者に頼る人が増えているそうです。
社会的な制度として、「任意代理契約」や「任意後見契約」、「死後事務委任契約」等が一般的に利用されています。

そこまで本格的でなくても、「エンディングノート」を記入してみる、という人も増えているそうです。
「エンディングノート」とは、本来は残された家族に生前の意志を伝える手段ですが、記入することで自分で気づかなかった希望を整理できるといいます。
記入することで、自分の想いが明確になり、その後の人生が大きく変わるかもしれません。
一度記入してみようかなと思いました。