大阪市淀川区の税理士法人 エム・アンド・アイの根木です。

3月11日に発生した東日本大震災は、マグニチュ−ド9.0という国内観測史上最大の数値を記録しました。地震エネルギーとしては、阪神淡路大震災の約1,000倍にもなるというとてつもない規模です。この地震による津波、火災等により多くの方々が被災されました。被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。

地震発生後しばらくしてから、街頭でも募金活動をしている人々を見かけるようになりました。また、新聞、テレビ等でも募金をよびかける機会が非常に多くなりました。この際に義援金という言葉が良く使われています。この義援金というのは寄付金とは若干意味が異なります。

義援金とは国内で発生した大規模は災害で被災した方への募金であり、全額が被災者に対して分配されるものです。寄付とは、金銭や財産などを公共事業、公益・福祉・宗教施設などへ無償で提供することを意味します。災害の際に被災者に送られる義援金も寄付の一つであり、寄付金のうち、支援する先を特定して集めたお金が義援金です。

義援金はこのように被災者に全額分配されるものであり、復興のための道路や建物等の建設に使用されることはありません。このような義援金ではありますが、問題が一つあります。それは被災者に支給されるまでに時間がかかるということです。いろいろなところで集められた義援金は、都道府県に設置された義援金配分委員会へ集められ、そこで配分されたのちに、被災者に直接届けられます。このため、被災状況の調査を行い、だれがどの程度の被害を受けたかを確認する必要があるため時間がかかるのです。先日新聞に福島県が配分委員会を開き、被災世帯にまず一律3万円の見舞金を配ることを決めたという記事が載っていました。

今回の震災は東北地方、関東地方を中心に甚大は被害がでました。被災された方々のできるだけ早い復興を願って募金活動には協力したいものです。